終末時計とは?今年はやばい!?
どうも「いろいろ」です。今日は「終末時計」について話していこうと思います。
終末時計とは?
そもそも終末時計というものを知らない方も結構いると思います。終末時計とは、核戦争などで人類の絶滅を午前0時になぞらえ、その終末までの残り時間を「0時まであと何分」という形で象徴的に表す時計です。実際の動く時計ではなく、一般的に時計の45分から正時までの部分を切り出した絵で表されます。「運命の日」の時計とも言います。
いつ生まれた?
終末時計は日本への原子爆弾投下から2年後、冷戦時代初期の1947年にアメリカの科学誌「原子力科学者会報」の表紙絵として誕生しました。
どこにあるの?
そんな終末時計ですが、どこにあるのでしょうか?ウィキペディアには、「仮想的なものであり、「原子力科学者解法」の新年号の表紙などに絵として掲載されているが、シカゴ大学には<オブジェ>として存在する」そうです。つまりどこにあるかと言われれば、現実世界にはなく、仮想的なものであるという(設定)ですね。
誰がうごかしているの?
終末時計は手動で動かしているのですが、誰が動かしているのか。前述の通り、終末時計はアメリカの科学誌が運営しています。そのため、国のお偉いさんが動かしているわけではなさそうです。では、誰が動かしているのでしょう。それは、同雑誌の委員会です。適当にしていると思われる方も多いと思いますが、結構協議はしているそうです。世界中の物理学者や環境学者と協議を重ねた上での決定だそうです。
かつてない危機!?
この記事を書いている日に終末時計が過去最短になったという記事がありました。今年の終末時計は去年よりも20秒短くなり、「100秒」になりました。アメリカとイランの対立によって核戦争の可能性がこれまでで最も高まっているとしているためだといいます。また、北朝鮮の核開発を巡る問題が解決していないことや、気候変動問題についての各国の対応が進んでいないことも時計の針を進めた要因としてあげられています。
まとめ
いかがだったでしょうか。正直時間の信憑性に関してはあまり高いとはいえないかもしれません。過去最長の時間でも17分なので、100秒でも世界が終わる直前では全くないと思います。しかし、秒針が減ってきていることは事実なので、できるだけ、分数を伸ばせるように世界をよりよくしていきたいですね。ここまで読んでくださった方ありがとうございました。