新型コロナウイルスよりヤバかった?スペイン風邪について
どうも「いろいろ」です。今日は「スペイン風邪」について話していこうと思います。
先月から新型コロナウイルスが流行っていますが、皆さんしっかりと対策をしてください。新型コロナウイルスについてはこちらで詳しく話しています。
新型コロナウイルスは「SARS」や「MARS」よりもヤバいと言われていますが、約100年ほど前に比にならないほど流行した「スペイン風邪」というものをご存知でしょうか?今日はスペイン風邪について話していきます。
スペイン風邪とは
スペイン風邪とは全世界で流行したインフルエンザの通称です。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によるインフルエンザ・パンデミック重度指数(PSI)において最上位のカテゴリー5に分類されます。これは致命率が2%以上で分類されます。
いつ発生したの?
スペイン風邪は1918〜1919年にかけて発生しました。この期間中に3回ほど感染の波が来ました。第一波は1918年3月アメリカデトロイト市やサウスカロライナ州付近で流行し、アメリカ軍の進軍とともにヨーロッパにも広まりました。
第二波は、1918年秋に世界中で流行しました。病原性がさらに強まり、重篤な合併症をおこし死者が急増しました。
第三波は1919年春から秋にかけて、世界中で流行しました。この時は医師や看護師が先に感染したため医療体制が混乱しさらに被害が拡大しました。
どこで発生したの?
スペイン風邪という名前でスペインで発生したと思う方がいるかもしれませんが、実は発生源はアメリカのカンザス州の小都市ハスケルが最初の発生源ですではなぜスペイン風邪と呼ぶのかというと、感染情報の初出がスペインだった為です。
何人感染したの?
スペイン風邪は全世界でなんと5億人以上かかりました。その中で亡くなった方は5000万〜1億人います。当時の世界人口は18億〜20億人だったので全人類の3割近くが感染したとされています。感染者は高齢者の方が多かったですが、犠牲者は青年層の方が多かったそうです。
日本でも39万人死亡(人口5500万人)しました。
まとめ
いかがだったでしょうか。全世界の3割近くの方が感染したスペイン風邪は恐ろしいですね。当時は治療が確立されていなかった為、犠牲者の数も増えてしまいました。今流行している新型コロナウイルスもまだ治療が確立されていません。なので新型コロナウイルスにかからないよう日ごろから手洗い・うがい、マスクをして対策していきましょう。ここまで読んでくださった方ありがとうございました😊